60歳で起業、順調だった売上が長引くコロナ禍の影響で厳しい状況に
iPhoneを中心にデバイスの修理や中古販売、映像制作などを行う当店は、息子が勤務していた会社のフランチャイズ店として2020年11月にオープンしました。過去の経営経験を生かして再度起業したい思いがあったので、そのタイミングで私が社長となり60歳で会社を設立。「地域の人のお役に立つ」地域密着店を目指して、店舗運営は息子夫婦が、私は主に法人営業を担当しています。
高齢者の方のスマホやパソコン利用が一般的になったことで、当店でも使い方のサポートや修理のオーダーを多くいただくようになり、売上は順調に伸びていきました。しかしオープンから半年、新規のお客様が増えつつあるなかでの緊急事態宣言の延長決定。営業時間短縮と外出自粛が影響し、徐々に店舗の売上が厳しくなっていきました。
売上の柱を増やすための資金を、「Airペイ」の将来の売上から引き出す
売上の多くは、実店舗での販売や修理によるものです。そこで、映像制作を新たな売上の柱に育てるため、地元企業の社長にインタビューを行い、自社のYouTubeコンテンツとして配信していきました。企業PRになることで、新たな受注につながる可能性は見えてきたものの、売上に結びつくまで時間がかかる上に制作資金も要します。
店舗の売上減で運転資金の調達も必要になったため、日本政策金融公庫の特別利子補給制度を活用して借入を行いました。しかし、長引くコロナ禍で数カ月後には資金繰りが困難に。自己資金で賄うにも限界があります。
そんなときに知った資金調達の方法が、「Airキャッシュ」でした。「Airペイ」の将来の売上を予測した上で、資金として利用できる金額が決まることを電話で教えてもらい、迷うことなく利用を決めました。
逃したくないタイミングですぐに資金調達できるから、チャレンジを続けられる
当店は、8割以上のお客様がキャッシュレス決済を選択されます。デバイス修理やパソコン購入でお支払いいただく金額が大きく、その中からであれば引落しに困る心配はないと判断しました。申込後すぐに入金されたので、おかげで仕入れの支払いに充てられました。仕入れもカード決済なので口座内でやり繰りが完結できる、その便利さもありがたいです。
私どものように設立から日が浅い会社に、銀行からの融資はなかなか望めません。審査に通っても入金に1カ月はかかるので、急場の運転資金として調達するのは難しいんです。それに、100万200万といった大きな金額でなくても「今、手元にあればチャレンジできるのに」というタイミングが時としてあります。昔は「お金を借りるのは恥ずかしいこと」という風潮がありましたが、事業を伸ばすために資金を調達するのは当たり前のこと。今後も「Airキャッシュ」の力を借りて、チャレンジを続けたいですね。
企業プロフィール
iPhone修理のアイスマ
- 業種:
- 修理業
iPhoneを中心にデバイスの修理や中古販売、映像制作などを行う。高齢者の方のスマホやパソコン利用が一般的になり、使い方や修理のサポートが増えている。
〒270-1431
千葉県白井市根1969-3