当店は池袋駅直結の「池袋パルコ」の８階に店を構えています。私たちが大切にしているのは元気の良さです。店名にもタイ語で「元気」という意味を持つ「サバイ」と付け、笑顔や挨拶を大切にしています。
お客様は主に20代から40代の女性の方で、週末を中心にアジアからのインバウンド客の方も多いです。一方で、タイ料理専門店として本場の雰囲気を出すため、当店ではタイ国籍のスタッフを積極的に採用しています。しかし、それだとスタッフとお客様の間に言語の壁が生まれるリスクもあります。そこで、言語に関係なくスムーズにオーダーができるよう、卓上にiPadを設置するセルフオーダーシステムを導入していました。
ただ、コロナ禍で売上が減り、ランニングコストが重くのしかかります。そのときに紹介されたのが『Airレジ オーダー』です。価格も以前と比べるとリーズナブルな上、サービスのクオリティとしては申し分ないので切り替えを決めました。

『Airレジ オーダー』の導入後、多くのお客様にスムーズに活用してもらっています。特に大きな効果を実感したのは、海外のお客様に対してです。
以前のセルフオーダーシステムでは、お客様が料理のイメージがわきづらくスタッフが頻繁に呼ばれていました。その反省を踏まえて『Airレジ オーダー』では料理を英語名に翻訳した上で、写真付きの英語のメニューブックを卓上に置くことにしました。すると海外のお客様でもスムーズなオーダーが可能となり、現在、お客様にスタッフが呼ばれる回数は全体の１割ほどに減っています。
スタッフの負担が減った分、注力しているのがお客様への積極的な声がけです。何か困ったことがあったお客様がいたら、呼ばれる前に声をかけ、顧客満足度の向上につなげています。また、お客様も好きなタイミングでオーダーができるので追加での注文が増え、それが客単価のアップも支えています。

当店では『Airメイト』も導入し、『Airレジ オーダー』と『Airレジ』を連携させて、データの分析に役立てています。これまでもレジとセルフオーダーシステムを連携させてデータを集計していましたが、売上の数字しかリアルタイムで分かりませんでした。そのため、細かな分析が月末の精算後になってしまい、何か問題があっても対応が後手に回っていました。
『Airメイト』は曜日や時間帯別の売上はもちろん、予算に対しての進捗状況などもリアルタイムで確認できます。問題が客数なのか、客単価なのかといったことも瞬時に特定し、効果的な手がスムーズに打てるので非常に重宝しています。
Air ビジネスツールズのおかげで、以前よりも、自信を持ってインバウンドのお客様を迎え入れられるようになりました。また、お客様との会話の質も変化しているので、それを他店との差別化に繋げていきたいと考えています。